iPhoneとMacのiCloud連携を始めてから止めるまで
最初に
2年間ほど使ってきたiCloud連携を切る事にしたので、使い始めてから止めるようになるまでの流れを残します。
使い始めるきっかけ
私はスマホはiPhone、パソコンはMacというAppleの民なのですが、同じくAppleの民である友人がiCloud連携でiPhoneからMacのコードや授業資料を見ているのを見て便利だなぁやりたいなぁと思ったのがきっかけです。 その後50Gのタイプで契約してiCloud連携を使い始めました。月額150円ぐらいなのも凄い。
使い始めてから
ドキュメントとデスクトップのディレクトリを共有できるのは良かったです。パソコンに入れてる授業資料やコードをスマホから見れるのは想像通り便利でした。
加えてメモ帳の同期も素晴らしかったです。元々メモはboostnoteをDropboxで同期して使っていたのですが、こちらに移行しました。
また、クリーンインストールした後に同期していたデータを自動で戻してくれたのは意外と助かりました。
疑惑が生まれ始める
最初に気になり始めたのは使用してから1年半ぐらいしてから、一度iCloud連携をMac側でオフにした時です。オフにした瞬間、同期していたデータが全て消えました。(消えますよとwarningが出るが...)これには思わず驚いてすぐオンに戻しました。
次に気になったのは同期しているデータを同期していないディレクトリに動かした時です。高々数メガのファイルを移動させるのに10分ほどかかって唖然としました。
決定的におかしくなる
それ以降もファイル操作に多少のイラつきを覚えながらも使っていると、次第にMac自体がかくつき始めました。 終いにはchromeが1日に2回以上落ちたり、他のアプリケーションが固まったり、日本語入力プログラムが応答不能になったり(これは自動変換を切るとマシになった)、しばらく操作しないと1分ほど固まって動かないなど最早使い物にならない状態になってしまいました。
おかしくなった原因
アクティビティモニターを見ると、birdというiCloud関連のプロセスが常時CPU稼働率の80%程度を占めていた。 これはiCloud同期をする際にファイルに不具合などがあるとおかしくなる事があるらしい
私が同期していたのはドキュメントとデスクトップのディレクトリだったが、これらにはそれぞれ、node_moduleなども入っているコード類、「とりあえず置いておくか」と放置しがちで貯まった重いファイルも込みの雑多なファイル類が入っていました。
端的に言えば同期が厄介なファイルや256GあるMacのストレージの大半のファイルを同期している状態でした。 これは私が悪いと言えばそうなんですが()
iCloud連携を止める
同期しているデータを別でバックアップして、iCloud連携を切ります。ついでに気になっていたのでクリーンインストールもします。50G契約も切ります。
今後はコードはGitHubから、授業資料はAirDropで送ってから見ることにします。
2年間使ってきた感想としてはiCloud連携をするのであれば適切なディレクトリ管理を行うか、Macのストレージよりも大きなストレージサイズを契約しましょうという感じです。
最後に
メモ帳は今後もiCloud連携で使います(タイトル詐欺)
追記
外付けHDDにバックアップを取ろうとしたが、3日かけてもバックアップできなかった(25Gぐらい) 連携切ると爆速になりました。